軽貨物運送の維持費の節約方法をお伝えします。
維持費を分類して金額の大きい順にしてありますので順番にご覧ください。
月額換算(概算) | ||
燃料(ガソリン代) | 2~3万円/月 | 走行距離2~3千km/月 |
自動車任意保険 | 8千円/月 | 1年毎に継続購入 |
車検(整備・自賠責・税金) | 3千円/月 | 2年毎(新車初回だけは3年) |
オイル・エレメント交換 | 1千円/月 | 2~3ヶ月毎に購入 |
合計 | 3.2~4.2万円/月 | - |
月3~4万円の合計維持費のうちガソリン代が6割以上を占めている。
備考:
車両代が月1万円のケースもある。
駐車場代が月8千円前後必要なケースがある。
↓
車両代と駐車場代を含めると軽貨物運送事業の維持費は+1.8万円/月で5~6万円/月。
そして、事業をしていない場合との違いは「任意保険代」。
軽貨物4ナンバー商用車の維持費を節約することで、運送事業収入が同じでも収益(利益)アップにつながります。
軽貨物4ナンバー商用車の「ガソリン代」の節約方法
維持費節約は、金額の大きな項目から取り組むことが基本なので、ガソリン代を節約するための方法から紹介します。
1.燃費の良い車を選ぶ
車両選びの際には、燃費の良い「新車」か「高年式中古車」にする。
↓
新車のメーカー公表燃費が基準値になるので、中古車は燃費も基準値以下となります。
一例として、新車16km/ℓ、低年式中古車12km/ℓの場合は、燃費に25%の違いがでます。
25%の節約は、金額に換算すると月6千円ぐらいの節約になりますので、1年で72,000円、5年で36万円の節約となります。
そして、どの程度の中古車が燃費がいいのかは、「当たり外れ」がありますが、低年式中古車は、全体的に不具合があらわれやすく修理費も必要になりがちです。寿命も短いので車両買い替えのための手間ひまのコストが高まってしまいます。
2.クレジットカード等を利用してGSを利用すればポイントがついてお得
ガソリンスタンドのポイントが1%以上つくカードを利用する。
↓
月のガソリン代が25,000円とすれば、1%は月250円。考え方次第ですが「チリモツモレバヤマトナル」です。
3.エアコン使用を減らすとエンジンにやさしいのでガソリン使用量を少なくできる
4.タイヤ空気圧を定期的に適正化すると転がり抵抗が適正になり燃料節約になる
5.車のアクセルは、できるだけ一定に保つような運転をする
6.アイドリング時間を減らす
7.オイル5,000km毎に定期的に交換する
軽貨物4ナンバー商用車の「自動車任意保険料」の節約方法
次に自動車任意保険ですが。軽貨物運送4ナンバー商用車の自動車任意保険は、一般的な軽乗用5ナンバー自動車任意保険と違います。軽貨物運送4ナンバー商用車の自動車任意保険は、「事業用の任意保険」が必要です。
そして、くわしい内容や受付方法等も探しづらい状況です。近所の保険会社に問い合わせ、アポ取り、面談して・・という手間がかかります。
節約ができるかどうか無料見積りができます。
↓
ネットで早い!事業用の自動車保険
軽貨物4ナンバー商用車の「車検・整備・オイル等」の節約方法
車検・整備・オイル交換等の全般的に「車検専門店」がおすすめです。
なぜなら、車の車検・整備・オイル交換が安い業者を近所で探すことが節約方法になります。
探し方は電話問い合わせが早くてわかりやすい。
以下の5種類の近所の事業者に問い合わせする。
1.車のディーラー
2.ガソリンスタンド
3.カーショップ
4.民間整備工場
5.車検専門店
問い合わせの内容は、
1.車検金額と納期
2.オイル交換料金
おすすめは、 5 の「車検専門店」です。
車検整備が早くてていねいで安い、代車もある。
オイル、エレメント、交換工賃が安い。
オイル、オイルエレメント交換は、軽貨物運送にとって大事なので定期的に適正な交換を推奨します。
軽貨物4ナンバー商用車の維持費の節約方法のまとめ
軽貨物4ナンバー商用車の維持費を大きい順に表にして節約方法をお伝えしました。
自動車任意保険料の節約
車検・整備・オイル代等の節約
維持費節約は、事業経営の「保守管理費」というコストの部分にあたります。
運送売上(運送収入)から保守管理費を引いた残りが利益になります。
また、節約を実践することで点検や気配りが習慣になって故障や事故の防止が期待できます。安全が一番の節約とも言えますし、安全は運転以外も関連しています。
コメント